阿蘇沼片葉葭厳島神社
周辺より低い場所にあるせいか、薄暗く湿った感じで、ちょっと寂しい雰囲気が漂ってる。
…というか、ちゃんと手入れされている様子だし、“切ない”感じというのが正しいかも…
(2011.8撮影)
…というか、ちゃんと手入れされている様子だし、“切ない”感じというのが正しいかも…
(2011.8撮影)
【由緒】
向かいにある正覚院には鴛鴦(おしどり)伝説がある。
保元年間(1156~59)に、平入道真円という男がここの阿蘇沼で鴛鴦を射止めた。その夜女人が現れ「あなたは私の夫を殺した」といい「日くるれば誘いしものを阿蘇沼の まこもかくれのひとり寝ぞ憂き」という歌を詠んで帰った。翌朝、射止めた雄の鴛鴦と嘴を合わせて雌の鴛鴦が死んでいた。哀れに思った真円は殺生を悔い、沼のほとりに鴨鴛寺正覚院を建てて菩提を弔ったと言われる。釈迦堂の裏手に鴨鴛塚があり、その裏面にはその和歌が刻まれている。また、それ以来阿蘇沼の葦はなぜか片葉になってしまい、村人は鴛鴦を不憫に思って弁天様を祀ったそうな…
で、その「片葉の弁天様」がココということだそぉな。
“阿蘇沼”は、この神社の境内にある小さな枯れ池が名残。
村上1522 » Google MAP
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