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熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)

Date of shooting: 2026.02.07

御祭神:
主
家都美御子大神(素戔嗚尊)/阿弥陀如来
伊邪那美大神 (夫須美大神)/千手観音
伊邪那岐大神 (速玉大神)/薬師如来
天照大神/十一面観音
忍穂耳命/地蔵菩薩
瓊々杵尊命/龍樹菩薩
彦穂々出見尊/如意輪観音
鵜葦屋葦不合命/聖観音
軻遇突智命/文殊菩薩・普賢菩薩
埴山姫命/毘沙門天
彌都波能賣命/不動明王
稚産霊命/釈迦如来
祭礼:
4月13〜15日(湯登神事・船玉祭・本殿祭・渡御祭)
八咫烏神事:1月7日
御由緒:
当宮は熊野三山(本宮・新宮・那智)の首位を占め、全国に散在する熊野神社の総本宮で、熊野大権現として広く世に知られています。
御主神は家津御子大神、すなわち素盞嗚と申し、樹木を支配される神であり、紀国(木ノ国)の語源もここから起っております。
大神は植林を御奨励になり、造船の技術を教えられて、外国との交通を開かれ、人民の幸福を図られるとともに、生命の育成発展を司られた霊神で、第十代崇神天皇の御代に熊野連が当地の社殿を造営して鎮祭したと伝えられています。
+
奈良朝のころから修験の行者が頻繁にここに出入りして修行し、ますます神威が広まりました。延喜七年(約千年前)宇多法皇の御幸をはじめ約三百年にわたり法皇・上皇・女院の御幸は百数十回に及びました。これが史上有名な熊野御幸であります。
これと前後して当時の神仏習合によって、御主神を阿弥陀如来といって尊び、日本一といわれた霊験を仰ごうとする参詣者は全国各地から熊野の深山幽谷を埋め「蟻の熊野詣」とか「伊勢に七度熊野に三度どちらが欠けても片参り」などとうたわれるとともに全国に御分社を祭り、その数は現在五千数社を数えています。その後源平の争乱、承久の変、南北朝の戦乱と様々な変災の渦中にありながら人心の信仰はますます高まり、当宮の神威は熊野牛王(おからす様)の神符とともに全国に伝播して、明治時代に至りました。
現在の社殿は享和二年、徳川家斉将軍の命によって紀州宝卿が音無里、現本宮町大斎原(指定文化財)に建立されましたが、明治二十二年の大出水にあって現在地に修造して遷座されたものであります。この社殿のつくり方を「熊野造」と申し上げます。
なお旧社地は大斎原と呼び、石祠二殿を仮宮として、西方に中四社、下四社を、東方に元境内摂末社を合祀してあります。
(境内由緒書きより)
開門時間・お作法など:
  • 神門内の写真撮影は“ご参拝記念”のみで、SNSやブログなどへの投稿は禁止
  • 開門時間は、8〜17時
  • 車椅子の方用の専用通路有り ※社務所へ申し出
  • ペットを連れての参拝は、抱きかかえるなどし、他者の迷惑にならないよう充分配慮できればOK
摂社・末社などなど:
  • 功霊社
    本宮町出身の英霊(戦没者)をお祀り
  • 祓戸大神
    本殿にお参りする前に、まずここで罪や穢れ(けがれ)を祓い清める
  • 宝物殿
    室町・戦国時代の火災、明治時代の水害など幾度もの災害を免れ、国・県の重要文化財に指定された、貴重な宝物を収蔵
  • 神門
    158段の石段(参道)を上った先にある神域への入り口
  • 和泉式部祈願塔
    熊野の神様は女性の不浄を嫌わない寛大な神
  • 黎明殿
    神門の外側に隣接して建てられている拝殿
  • 熊野山庵(斎館)
    神職や神事に関わる人々の潔斎、祭典の準備や直会を行うための厳かな建物
  • 八咫ポスト
    実際に手紙や葉書を投函して送ることができる黒い(八咫烏の色であり、熊野の大地を象徴する色)ポスト
  • 祈りの道(熊野古道)
    参道の石段と平行して熊野古道が通っている

  • 産田社
    境外末社
    御祭神:伊邪那美命(荒魂)
    → 産田社

  • 大斎原
    旧社地
    熊野川・音無川・岩田川の合流点にある中洲
    → 大斎原
周辺スポット
  • 祓戸王子跡
    中辺路(熊野古道)を歩いて最後の参拝路としてたどり着く場所
  • 瑞鳳殿
    熊野本宮大社の研修施設、参拝者の休憩所、災害時の地域の避難場所などを兼ねた建物
  • 七人塚
    約300年前、7人の武士が熊本県の水前寺から熊野本宮大社までの旅をして亡くなったとされる
  • 世界遺産 熊野本宮館
    世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」についての解説や展示、観光案内など
  • 八咫庵
    昔からこの地に門外不出の「内緒餅」として脈々と継がれてきた「熊野本宮 釜餅」
  • 愛宕神社
    案内板も扁額も無いので何もわからないのだけど…Googleマップに“愛宕神社”と…
ヒトコト
伊勢市駅から、JR参宮線で約15分で多気駅…さらに、乗り換え時間7分にちょっと緊張しつつ、特急南紀5号無事乗車。
いつか歩きたい“伊勢路”…と、ときどき車窓からその気配を感じつつ、座席のコンセントでスマホや各種電子機器を充電し、地図と景色を見比べながら楽しみ、なんだかんだあっという間の2時間10分。
新宮駅到着!って、今日はここは素通り…バスで熊野本宮大社界隈まで移動。
そこら中に、白装束の一軍…今宵、神倉神社で行われる御燈祭に向かう男性陣…
いつか見てみたいお祭りだけど、今回は絶対“ごとびき岩”まで登りたいから(お祭りの時は、入れないので。特に女は)…
バスは、山へ山へと入って行く…夕暮れ…日暮れ…
大斎原前バス停に着く頃には、真っ暗!大通りをちょっと入ったら、もうほんとに真っ暗。住宅並んでいる界隈なのに、真っ暗。このあたりの人は、もう寝ちゃってるの?光が漏れてる家が無い!街灯も無い!まだ18時ですよ!!!!
真っ暗すぎ!こわいこわいw
そして、本日の宿への道が、上り坂…ずるずると上り坂…まだまだ上り坂…
最後に極めつけ、階段!もう息苦しい!もも上がらない!宿へ入ったら、外へ出る気力なし…買い出ししてきよかったよ…

というわけで、翌日…8時半出動。
コインロッカーに荷物を預け、まずは「世界遺産 熊野本宮館」内の熊野本宮観光協会で、中辺路押印帳を購入。綺麗な建物で、トイレも完璧。

そしていよいよ、長いこと憧れてきた、熊野本宮大社へ!
通りに面した鳥居を潜って、階段を登る…途中、境内社により、宝物殿に寄り…
神門を潜ると…おぉ〜この佇まい…落ち着いた風情の茶色い社殿がずらり。
今、熊野にいるんだ、私は…しかもなんか、独り占め状態w
案内板にあった“順路”に沿って一つ一つゆっくりお参りし、あちこちから社殿を眺める。あぁ、ずっと観てられる…ずっとここに居たい…
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というわけにもいかないので…
授与所で神符と、さらに再生守を自分のために、いただく。そう、今回の旅のテーマは、『再生』ですから…
そして、中辺路押印帳に初スタンプ。
拝殿からもお参りし、石碑など境内を散策…
参道の階段を降りようとして、ふと見るとそれに並んで道がある。いちお、熊野古道の一部らしい。“祈りの道”。いい感じの石の道。それを結局2.5往復するのだけど…
下まで来て…あれ?あぁ、本宮の裏手へは、拝殿の脇から回り込めばよかったんだ…というわけで、再度上へ。
神域の横から、後ろから、ちょこちょこ本殿の屋根が見える。神社の屋根って、どうしてこう、素敵なんだろ。千木や鬼板なんかがキラリとする様は、ほんとうにため息が出る。

裏の鳥居を抜けてすぐの“祓戸王子跡”へ。次に訪れるときには、紀伊田辺から中辺路歩いてたどり着きたい…
そして、この“裏手”でもう一つ楽しみにしていた場所「ふくろう文庫」さんへ…狼ミュージアムって別名も…
早速お邪魔し、狼の展示を拝見。ふむふむ日本狼を復活される計画があるのか…素敵だ…
で、じゃばらサイダーを飲みながら、店長さんに狼のこと、いろいろ教えていただく。
気高きニホンオオカミのこと、もっと知りたくなりました!

再度、本宮をお参りし、“いのりの道”を下って大斎原を目指します…

関連お勧め本


熊野考
丸山静 著(せりか書房)
熊野という土地を歴史学・民俗学・文学の多角的な視点から考察した論考集
→ 詳細

日本の原郷熊野
梅原猛 著(新潮社)
縄文文化の地としての熊野を再評価し、神話、歴史、民俗学の観点からその神秘的な魅力を解明した、写真豊富な入門書
→ 詳細

熊野詣 三山信仰と文化
五来重(講談社)
仏教民俗学の巨人が熊野三山を踏査し、豊かな自然に育まれた信仰と文化の全貌を活写した歴史的名著が、待望の文庫化。
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くまの九十九王子をゆく 第二部 中辺路・大辺路・小辺路編 田辺・高野から那智・新宮へ
西口勇 著(燃焼社)
熊野詣の道中にある「九十九王子」をテーマにした紀行・学術エッセイ
田辺から本宮、那智、新宮へ向かうルートの王子ごとの詳細な解説や復元された古道・関連施設を紹介
→ 詳細

戯作写真本 熊野的領域
木崎武尊 著(講談社出版サービスセンター)
紀伊半島の熊野を舞台に、「死と再生」の観念と大自然を融合させて描写した写真とエッセイの書籍
→ 詳細

世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く
植島啓司 著, 鈴木理策 写真(集英社)
宗教人類学的な知見と美しいビジュアルで熊野の聖域性を深く解き明かす紀行書
→ 詳細
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ちゃんと歩ける熊野古道 中辺路・伊勢路
春野草結 著(山と渓谷社)
ポピュラーな中辺路と伊勢路(約272km)を徹底網羅した詳細な実用ガイド本
→ 詳細

歩く旅の本 伊勢から熊野まで
福元ひろこ 著(東洋出版)
伊勢神宮から熊野本宮大社までの約220kmを歩いた女性の体験を基にした、笑いと涙の旅エッセイ
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伊勢参りと熊野詣で ここが知りたかった!
茂木貞純 監修(青春出版社)
日本人が古来より熱狂してきた二大聖地、伊勢神宮と熊野三山の信仰や歴史を、豊富なビジュアルで解説した解説書
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歩いて旅する 熊野古道・高野・吉野 世界遺産の参詣道を楽しむ
春野草結 著(山と渓谷社)
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を歩くためのウォーキングガイドブック
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異界神社 ニッポンの奥宮
本田不二雄 著(駒草出版)
神仏混淆の聖域の謎を明らかにする決定版!
本当の熊野がここにある!
世界各地の聖地を研究してきた宗教人類学者と地元出身の写真家が、さまざまな文献や精力的な現地取材をもとに、熊野の本当の魅力を明らかにする決定版。
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神社のどうぶつ図鑑
茂木貞純 監修(二見書房)
全国の神社で神使(眷属)として祀られる54種類の動物(狛犬、狐、猿など)の由来やご利益、それらを祀る約162社の神社を紹介する解説書
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神社の解剖図鑑 日本各地の神様とご利益がマルわかり
米澤貴紀 著(エクスナレッジ)
神社(鳥居、社殿、狛犬、神紋など)の構造や配置、祭神、ご利益などを豊富なイラストで分かりやすく解説した入門・解説書
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JINJA BOOK 神社本
(エスプレ)
現代的な視点で神社の魅力を再発見する入門書。全国に約8万社ある神社の神様や伝承をコンパクトに解説し、自分だけの特別な場所を探すための手引きに。
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JINJA TRAVEL BOOK 神社旅
中村真 監修(フォレスト出版)
自然崇拝の視点から日本の代表的な古社や神事、遷宮を写真とともに紹介するガイドブック
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日本の神様のすべて 別冊宝島2082
(宝島社)
神話の神々から、家のなかにいる身近な神様、一流企業が信仰する神様、怨霊や鬼などの荒ぶる神々まで、日本の神様について網羅した一冊。
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すばらしいお寺・神社 ベスト80
松島龍戒・三浦利規 監修(プレジデント社)
仏教、神道の“プロ"であるお坊さん、神主さんによるひと味違うチョイスと解説が満載
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神の空間を旅する神社100選 芸術新潮2016年8月号・創刊800号記念特大号
(新潮社)
神社誕生の原風景を伝える大社の中の大社、必見の名建築、御神体が国宝、神仏習合の面影を残す、などなど8つのテーマで選んだ、究極の100社
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世界遺産 熊野古道を歩く 紀伊山地の霊場と参詣道
田中昭三 著,監修(ジェイティビィパブリッシング)
世界遺産の参詣道と関係寺社を網羅しその魅力を解説。オールカラーで、使いやすい地図付き。
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巡礼 日本の神様 別冊宝島 2300
(宝島社)
日本各地に鎮座する神々を絵画、神像の写真とともに解説し、本来「目に見えない」神の姿を、「目に見える」かたちで紹介
→ 詳細
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