出世稲荷神社(神田須田町)
ビルに囲まれた小さな境内。
巨木であったであろう御神木も丈も枝ぶりもコンパクトにカットされているものの、その分日が入って、明るい。
隅々で手入れされ地元に根付く、こんな神社が好きです…(2018.5撮影)
巨木であったであろう御神木も丈も枝ぶりもコンパクトにカットされているものの、その分日が入って、明るい。
隅々で手入れされ地元に根付く、こんな神社が好きです…(2018.5撮影)
《御祭神》
宇迦之御魂神
《祭礼》
9月15日前後
【由緒】
「山城国稲荷山の分魂・柳森神社摂社にして連雀街創立の頃より町内鎮守神と祭祀す。
青果商う者、出世奉賽の為に建立すとも云う。
其後二月上の午日、町内に迎え祭典執行居りしも明治七年五月町内地続き武家地新開成るに及び連雀町十八番地に信者奉願造営遷座さるものなり。
明治八年東京府境内見捨地とす。
大正十二年五月社殿改築の議起り、柳森神社へ神璽を遷し、九月竣工の運びなりしも、九月一日突如起りし関東大震災の為、新宮・町家共に灰燼に帰す。幸いにも神璽は柳森神璽と共に偶然にも神田川いなり川岸に繋留ありし稲荷丸という船(多町青果市場納入便船)遷奉し猛火を潜り河口を脱出難を避けた。
現社殿は昭和三年遷座建立せしものにて、年々九月十五日町内及び信者一統相寄り柳森神社柳原宮司のもと祭祀司る。
其後町内戦火にも免れ、火災・災厄一つとしてなく遠地よりの参拝も多く、火防・商売繁栄・学業成就の神といて多大の崇敬を集めている。
謹記」境内案内版より
神田須田町1-11 » Google MAP
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