神楽坂若宮八幡神社
東京理科大学神楽坂キャンパスの西…静かな住宅街の一角、道に沿うように細い境内。全体的に新しめで、すっきりとした佇まいが都会の神社らしい雰囲気。でも、社殿に続く階段脇のちょっと隠れたスペースに古そうな手水舎がひっそりと置かれていたり、手押しポンプがあったり…古さの名残りも…
江戸名所図会をみると、かなり大きかったようなのだけど…
東京理科大学神楽坂キャンパスの西…静かな住宅街の一角、道に沿うように細い境内。全体的に新しめで、すっきりとした佇まいが都会の神社らしい雰囲気。でも、社殿に続く階段脇のちょっと隠れたスペースに古そうな手水舎がひっそりと置かれていたり、手押しポンプがあったり…古さの名残りも…
江戸名所図会をみると、かなり大きかったようなのだけど…
15,6年くらい前…アノ頃はスマホなんかなくて、頼りにならない方向音痴のトンデモ勘で、どこにいるんだかよくわからなくなって…見過ごしたものもいっぱいあったと思うけど、迷うのも結構楽しくて…
で、そのときも、よくわからずにいつの間にか辿り着いた“神社”…結構長い階段と、その途中の小さな公園、大きめな石が敷き詰めてあった…という断片的な記憶(というか写真)だけで、神社の名前すら知らなかったのだけど…
白山通りを挟んで、アトラクションズ(東京ドームシティ)の東側、路地50mほど入った一角…公園(春日園児童遊園)の中に…というか、境内に公園がある…というべきか…
遊園地の歓声(悲鳴…)がちょっと遠めに聞こえつつも、ここは静か。背の高いマンションなんかに囲まれてるけど、樹々もあって、明るく清々しい…
天満宮ということで…石牛さんがいっぱい!ポーズも表情も製作年代も様々。境内はさほど広くはないのだけど、牛さん以外にも、城西大学奉納の大きな布袋様の像や、迫力ある姿の狛犬、大鳥神社・塩神社・浅間神社の三殿宮、境内社のお稲荷さんに、その参道には百度石・筆塚・力石が、さらに常夜灯や縁結びの梅…と、盛りだくさん。銅鳥居は、解説板にもあるように、市谷亀岡八幡宮のものと似てる…
大通り(R16とR296)の交差点すぐに鎮座。道に面してたった石の鳥居をくぐると、ちょいと広がった境内…その先、少し高くなった場所があり、入り口に木の鳥居…そして、覆屋の中に社殿。小ぶりだけど、素木の風情と彫刻が素敵。と、その傍らに小さな鐘がぶるさがってる…
覆屋のガラス越しに、社殿が見える。お賽銭箱も中…閉まっているものを勝手に開けられる性分ではないので、ガラスにおでこくっつけるようにして中を拝見。そしてひっそり心の中でお参り…お賽銭をさしあげられないと、手を合わせるのがなんだか気恥ずかしぃのはなんでだ?チキンなだけ?
拝殿は、玉垣も壁も屋根の裏も、白。すごくきれぇ…狛犬さんは、頭小さく筋肉隆々で個性的。拝殿の左手には遊歩道的な参道がのびていて、境内社“志志岐神社”が品良く鎮座。その背後に、本殿の屋根が見える。キリリとした粋な佇まい…
渋谷駅から徒歩約5分…そういえば、鳥居が…と、改めて意識しないと素通りしてしまうほど自然に というか、埋もれて、鎮座。一の鳥居はかろうじて宮益坂に面しているけど、参道(階段)はビルの谷間に細長く続き…辿り着いた境内は、ぐるりとビルに囲まれていて…
広々として静かな境内は、渋谷駅からたった5分程の場所ってのを忘れてしまう。品のいぃ朱色の神門、手水舎、社殿…その社殿に施された色鮮やかな装飾…中でも拝殿正面左右の獏と虎の迫力ある彫刻…目が離せなくなる。しみじみ…美しい。背の高い樹々はあおあおとして気持ちよく、…
階段が結構急で、周囲はところどころ囲い無く崖になっていたり、震災の傷跡か石灯籠や狛犬が地べたにまとめて置かれてあったり…荒れているわけではないのだけど、なんとなくざわついてた…
ただ、本殿には日が当たって、彫刻もはっきり見えて…ほっと出来る空間になってた…
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