三囲神社[銀座摂社]
その一角のにっこり微笑む大きな出世地蔵さんは、結構目立つ。“出世”と名付いてるせいか、結構手を合わす人がいたりしてる。そんな境内の一番奥に“三囲神社”…の摂社。(2013.11、2017.11撮影)
“三囲神社”といえば、三柱鳥居…一度訪れたいと思いつつ、以前、上野〜浅草・スカイツリーまでのお散歩のときにも、牛嶋神社で時間切れて果たせず…って、牛嶋神社もすでに門が閉まっていてお参り出来てないので、向島界隈お散歩計画たてよっと。
「弘法大師の建立と伝えられ、守迦之御魂命をまつる。
文和年間に社殿再建の折、白狐が御神体を三度めぐったと言う故事により「みめぐり」と呼ばれる。
尚、三井家(三越の前身)の守護神として三越本支店、屋上に祭られ、又御神体は向島言問橋近くの御本社に安置されている。」境内案内板より
» 三井広報委員会サイト・三井の歴史にまつわる施設『三囲神社』
《銀座出世地蔵尊》
「銀座三越屋上に安置まします銀座出世地蔵尊は明治のはじめの頃、三十間堀より出世したと云われております。当時、地元の鳶職が銀座四丁目三番地辺り(現在の七番地)の空地へ安置しましたところ、道行く人々や近隣の信心篤い人達が花やお団子を供え参詣するようになりましたが、やがてこの地蔵尊は開運・出世・延命・商売繁盛のあらたかなご利益があると云うので、お堂も小屋から木造になり毎月七日、十八日、二十九日がご縁日にきまりました。ご縁日には、いろいろな露店が出て非常な賑わいを呈して参りました。
これが銀座八丁目露店のはじまりと云われております。4月8日の釈迦降誕生日には甘茶の接待などがあり広く参詣者に親しまれましたが、その後震災・戦災などで火をくぐり波瀾曲折を経てこの度、銀座三越が新築するに際して元の「美松」跡より屋上に移し、築地本願寺により開眼法要を行い新たな堂守に安置し銀座八丁の守り本尊として銀座の街の人々を中心に広く一般のご参詣を受けることになったのであります。
ご利益を祈願して成就せざることなしと伝えられる銀座出世地蔵尊の広大なる恩恵に浴するため一人でも多くのご参詣あらんことを願うものであります。 昭和43年10月 銀座出世地蔵尊奉賛会」境内案内板より
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