大崎八幡宮
境内の見事な木々の清々しい姿と社殿の豪華絢爛な様子に圧倒される。(2007.8撮影)
《御祭神》
応神天皇、 仲哀天皇、神功皇后
《祭礼》
9月中旬の土日(1月14日:松焚祭、8月12日:御鎮座記念祭、9月1日:鳥居祭、ほか)
【由緒】
坂上田村麻呂が東夷東征の祭、現在の岩手県水沢市近郊に胆沢城を築きその鎮守社として宇佐八幡宮を勧請し鎮守府八幡宮を創建したのが始まりとされる。その後中世に一帯を支配した大崎氏に庇護され拠点の1つであった現在の遠田郡田尻町に遷座し大崎八幡宮と称するようになる。
戦国末期になると伊達家の勢力下に置かれ、岩出山城内に、米沢にあった成島八幡宮と共に祭られ、仙台開府後に城下町の町割りの一部として計画された。大崎八幡宮の社地は仙台城から見て乾(北西)(福門と呼ばれ、蔵や、福神様を祭ると縁起が良いと思われる方角)あたる現在の地に祀られた。
社殿の造営にあたっては、当時豊臣家に仕えていた当代随一の工匠が招聘され、その手に成った御社殿は豪壮にして華麗なる桃山建築の特色が遺憾なく発揮されており、仙台六十二万石の総鎮守として伊達家の威風と遷宮当時の絢爛たる息吹とを今に伝え、安土桃山時代の我が国唯一の遺構として国宝建造物に指定されている。
青葉区八幡4-6-1 » Google MAP
[オフィシャルサイト » http://www.oosaki-hachiman.or.jp]
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