小野路 小野神社
奥に広がる緑地は、「夏草や兵どもが夢の跡」といった風情。
散策路の二股の行き先を間違えたら畑にしか行き着けなかったり、獣道のような草むらかきわけた先がこれまた人様の畑のど真ん中だったり…
小野神社は、その緑地を背にそびえ立ってる。高さが気持ちいぃお社。(2011.9撮影)
散策路の二股の行き先を間違えたら畑にしか行き着けなかったり、獣道のような草むらかきわけた先がこれまた人様の畑のど真ん中だったり…
小野神社は、その緑地を背にそびえ立ってる。高さが気持ちいぃお社。(2011.9撮影)
《御祭神》
小野篁、小野大神
《祭礼》
9月13日付近の週末
【由緒】
鎌倉街道の重要な中継点の一つとして知られていた小野路。その宿の入り口に位置するこの地に、天禄年間(972年頃)に武蔵国司として赴任した小野孝泰(小野篁の7代後の子孫)が、祖先の小野篁を祀ったのが始まりとされる。
拝殿脇に神社では珍しい梵鐘が架かっている。
室町期の応永10年(1403)に小野路村の僧正珍が旅人の安全を祈願し宮鐘を奉納。朝夕に別当寺清浄院(現在は廃寺)の僧が宮鐘を撞いて時を知らせていたという。しかし戦国時代の文明年間に扇谷・山内両上杉の合戦が小野路付近でくり広がられ、山内上杉氏家の陣鐘として持ち去られてしまった。
その鐘は、現在、逗子の海宝院という寺に神奈川県指定文化財として保存されていて、昭和59年に複製復元されたものが、拝殿脇に設置されている。正月にはつかせてもらえるらしぃ。
小野路町885 » Google MAP
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