相之川 香取神社
社に並べて、観音様が祀ってある。ほっとする素朴な姿が印象的。(2012.4撮影)
《御祭神》
経津主神(佐原の香取神宮に祀られる刀剣の神)
【由緒】
「今井の渡しの水上安全祈願の祠。文化の頃(1804~17)、渡し場九軒持ち。当初、上今井村香取社(江戸川区江戸川三丁目四四番八号、別当圓照寺)と上今井村が渡しの権益を持っていたが、正保元年(1644)の久三郎とイネの駆落ち事件以後、権益が欠真間村(相之川側)に移り、香取社を分社(年不詳)して小祠を建てた。江戸時代後期には延命寺の管理下になった。」(由緒書きより)とのこと。
ちなみに、“久三郎とイネの駆落ち事件”とは、「天明2年(1782)生実の領主森川半弥の家臣久三郎とイネが駆け落ちし、女人禁制の江戸川を渡ろうとして捕らえられ処刑された。」というもの。(市川市サイト:宝珠院延命寺の紹介文より…その続き「後に弔う人のいない2人を哀れんだ村人たちが埋葬地に石地蔵を建てて弔ったが、村人たちが通るたびに首が落ちていたので、首切り地蔵と呼ばれており、後に境内に移された。」)
相之川1-26-7 » Google MAP
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