葺城稲荷神社
神谷町駅から北へむかって、郵便局の隣…“このあたりか?”…と顔をあげたら、朱色の鳥居。かなぁ〜り急な階段。“よじのぼる”に近いくらい。階段をのぼりきって左に社殿…(※ 都市再開発により解体。2020年春、再構築予定)
神谷町駅から北へむかって、郵便局の隣…“このあたりか?”…と顔をあげたら、朱色の鳥居。かなぁ〜り急な階段。“よじのぼる”に近いくらい。階段をのぼりきって左に社殿…(※ 都市再開発により解体。2020年春、再構築予定)
第一京浜から10mほど真っすぐに伸びる参道…ちょっと無機質な感じのする大きな鳥居…その足下中央、階段の手前に賽銭箱があって…のぼらずにお参りするのも有りってことか…階段を登りきり狛犬さんの間を抜け、意外にこじんまりとした境内…すぐ正面に拝殿があって、ついついそのまま進みそう…手水舎は……
以前、正月休み中に訪れた時は、早稲田通りの方まで参拝の列が出来ていて断念…今回、列はなかったものの、お参りを済ませて境内を脇に回りこんでみたら、びっくりするほどの人…それも、ほとんどが若い女性。とても“華やか”で、ちょっと不思議な光景…
参道入口は、中央通りから北西に曲がる花椿通りと一本裏の2カ所にあって(どちらも通りに社号標がたってる)、一本裏の通りからは“そこに神社があるのを知ってて覗き込んだら”かろうじて見えるのだけど、花椿通りからはちとデンジャラス…
中央通りと昭和通りのちょうど中間あたり、松屋通り沿いのビルの一角に赤い幟が並び、かわいらしい鳥居と、中にかわいらしい社殿が見える。2階まで吹き抜けになっている天井は高く、明るい。その天井に見える丸い穴が、どうやら本殿のある屋上までつながっているパイプらしい…
公民館と小学校のある賑やかな界隈と対照的にとてもとても静かな境内。樹々高く、こもれびが心地いぃ。
ニの鳥居に巻き付く藁縄の大蛇(龍)は、解説板によると毎年、祭礼の10月9日に掛けなおされるものだそぉな…かわいぃ。かわいぃ といえば、狛犬さん…
渋谷駅から徒歩約5分…そういえば、鳥居が…と、改めて意識しないと素通りしてしまうほど自然に というか、埋もれて、鎮座。一の鳥居はかろうじて宮益坂に面しているけど、参道(階段)はビルの谷間に細長く続き…辿り着いた境内は、ぐるりとビルに囲まれていて…
木漏れ日が気持ち良く、なんとも品のあるお社。“正門”の佇まいにうっとりし、扉が開かれ見通せる拝殿の美しさにうっとりし(内側正面に勝海舟が書いたという社額が…これがまた美しい…)、さらに本殿の屋根の輝く千木にうっとりし…
いろんな事情でお引っ越ししなきゃいけなくなる神様。寂しいけど、こんな風に“帰って”くるのを待つって感じも素敵。
新品のお社も、皆に愛されながら、またいっぱいいっぱい時間が流れて、しっとりなじんでいくのね…
お祭りの山車練り歩き範囲からちょっとはずれぎみな東端なこともあって、なかなか訪れる機会がなく…初参拝。
境内に続く細い道がまっすぐ(元々は参道だったらしぃ…)…気持ちいぃ。ちょうど夕暮れ時で、オレンジに輝く御神木や社殿が美しい…
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